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医学の発展を試みたのに、今では…!?/ご存知!御伽棋王子

 ご存知!御伽棋王子でございます。

 今回は、ジンについてお話したいと思います。

 ジンは、1660年、オランダのライデン大学医学部教授フランシスクス・シルビウスによって開発されました。

 (なんと!医学部の教授が作ったとは驚きですね)

 熱病の特効薬を作ろうとして、利尿効果のあるジュニパー・ベリー(ねずの実)をアルコールに浸漬して蒸留していました。

 しかし、医学者シルビウスの意図とは、まったく違うものになっていきます。

 この薬用酒は、爽やかなアルコール飲料として評判となり、ジュニパー・ベリーを意味するフランス語ジュニエーブルからジェネバと呼ばれてオランダを代表するお酒になりました。

 (良薬は口に苦くなければ認めてもらえなかったのでしょうか…)

 ジュネバは、オランダ商人の手で世界各地に広がっていきます。

 特にイギリスでは、ジンと呼ばれて大流行したようです。

 (さすがイギリス、オシャレに名前をつけます)

 1689年にオランダから英国王に迎えられたウイリアム3世の影響もあって、爆発的な人気を得ました。

 (いつの時代も人気者が流行を作るようですね✨)

 18世紀前半のイギリスでは、「ジンの時代」と呼ばれるほど庶民層にジンが飲まれ、未成年者や女性を巻き込んだ多くの悲劇が生まれたようです。

 (お酒は節度をもってほどほどにはこの頃から言われていたようですね…耳が痛い…)

 イギリスでは、当初、飲みやすくするために砂糖で甘味付けされたオールド・トムジンが好まれていましたが、19世紀後半になると、連続蒸留機によるスッキリとした風味のロンドン・ドライ・ジン登場。

 ジュネバを圧倒して世界的にもロンドン・ドライ・ジンが主流になっていきました。

 (現在の透明の透明のジンになっていいったわけですね)

 オランダで薬用に開発されたものが、今ではカクテルに、なくてはならない存在へと変貌を遂げていったのは感慨深い感じがします。

 では、ここでジンを使ったカクテルをご紹介します。

 氷を入れたグラスに、ジン(当店ではタンカレー・ドライジンを使用しています)30ml、1/6カットライムを絞ってトニックウォーターでフルアップ。

 ジントニックの完成です。

 ジン・トニックのカクテル言葉は、「強い意志。いつも希望を捨てない貴方へ。」

 トニックウォーターは柑橘系の香りと薬っぽい苦みをもった炭酸飲料。

 もともとはイギリスの植民地で、マラリヤの特効薬として飲まれるようになったのが始まりと言われています。

 トニックウォーターには、キナという木から抽出したキニーネという物質が配合されていて、これがマラリヤに効くそうです。

 これをそのまま飲むには大変苦みが強く、だったらあるものを混ぜておいしくしてみようと、これに砂糖・炭酸水・ジンを足して飲んで生まれたカクテルが「ジン&トニック」です。

 いかがでしたでしょうか?

 今回はジンの歴史についてお話ししました。

 これを見て、少しでも興味を持っていただけたら、幸いです。

 次回も、琥珀色の兎が、あなたの特別な物語を紡ぎます。

 では、また。